一般財団法人日本リトルシニア中学公式野球協会は、中学生を対象とした硬式野球チームの組織です。
リトルシニアは、1972年「日本リトル野球協会」として設立。2010年10月にリトルリーグとリトルシニアリーグが合併し「全日本リトル野球協会」が誕生。2005年には文部科学大臣より「財団法人」の許可を受け、2013年に「一般財団法人日本リトルシニア中学公式野球協会」として新たなスタートを切りました。
「リトルシニア」とは、リトルリーグに対し「先輩のリーグ」の事で、野球を愛する中学生に対し、野球を正しく指導し、その体力向上とスポーツ精神を養い、チームワークを通じて団体生活の強調を知り、判断力を高め、青少年同志の交歓の場を与え、友情を向上させるために組織された国際的なスポーツ団体です。
1972年に発足し、チームは年々増え、連盟も関東、関西(四国、中国を含む)から、北海道、東北、信越、東海、九州に広がり、現在は沖縄以外の42都道府県、7連盟が活動、約2万人の選手たちが所属しております。これまで高校、大学、社会人、そしてプロ、メジャーへと多くの選手を輩出しています。
(宮城北部シニアは、東北連盟に所属しています)
リトルシニアは、高校、大学、社会人、プロ野球と同じ大きさのグランドで行います。ルールも一般の野球と同じです。但し、イニングだけは7回戦で行われます。
また、中学生投手の投球障害を予防するためガイドラインに則り投手の投球を制限しております。詳しくは 中学生投手の投球制限に関する統一ガイドライン 参照
普段は各連盟単位に活動し、それぞれ春季大会、夏季大会、秋季大会を行います。秋季大会を勝ち抜いたチームは、翌春の「全国選抜大会」(舞洲球場ほか)へ、夏季大会を勝ち抜いたチームは、8月に開催される「全日本選手権大会」(明治神宮球場ほか)へ出場することができます。
また、選抜チームをアメリカや台湾など海外に派遣しています。
ここで過ごす3年間、チームでの練習や合宿、大会や遠征、すべての経験が将来に役立つことでしょう。